![]() 正常鼓膜 |
![]() 急性中耳炎 |
子供はよく風邪をひきます。小さいお子さんが風邪をひいたときに、鼻水が増えていると実感することも多いと思います。では、この鼻水はほっておいても良いのでしょうか?
結論から言うと、耳鼻科を受診するのが良いと思います。
急性中耳炎は85%が細菌によるものと言われています。この細菌は、普段からみなさんの鼻に生着している細菌です。新たに外から入ってくるものではありません。元気な時は、鼻の中で悪さをすることもなく共存している状態です。これがウイルス感染などをきっかけに鼻粘膜が炎症を起こしたり、分泌物が増加することで鼻に住んでいる細菌が増えてくるのです。
鼻の中で増えた細菌は、上咽頭という鼻の奥にある場所から、耳管という管を経由して中耳に入ってきます。さらに鼻すすりによって中耳に入りやすくなります。これが急性中耳炎の原因です。
風邪などをひいた後に、黄色や白い鼻水が長く続くときは中耳炎を発症する可能性が子供さんなら誰でもあると思います。
日本で罹患率に対する統計はありませんが、海外では1歳未満で62%、3歳までに83%が発症するという報告があります。そのため、お子さんの鼻水が長く続いているときは中耳炎の確認をするために耳鼻科を受診することをお勧めします。
当院ではガイドラインに沿った治療と個々の状態に応じた治療に努めていきたいと考えております。













